サリバチェッカーとは?
がんのリスクを手軽に評価できる
「だ液の検査」
だ液中には体の中で生成される多数の小さな分子(代謝物)が含まれています。サリバチェッカーはこれらの物質でがん組織の中から特異的に濃度が上昇する複数の物質を最新の測定装置で分析し、さらに人工知能で解析することで、臨床研究のデータと照らし合わせてがんの疾患リスクを評価しています。血液や尿と違い痛みや負担もなく検査できるため定期的なセルフチェックに最適な最適な検査です。
がん細胞からしみ出す代謝物がだ液に表れるからです。
だ液は「身体の鏡」といわれ、血液や尿と同じように健康状態の指標となる多くの情報を含みます。だ液中の成分の大部分は血液由来のため、がん細胞からしみ出す代謝物は血管を通り、だ液中にしみ出します。サリバチェッカーは、最新の測定装置を用いてこれらの物質を分析・解析します。
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がん細胞の増殖
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ポリアミンなどの
代謝物が血中に漏れだす -
血液からだ液腺を通って
だ液中に分泌 -
だ液中の代謝物濃度を
測定・解析 -
AIを活用して部位別に
がんリスクを評価
代謝物の研究成果とだ液ならではの利便性
代謝物の研究の中で、血液、尿、だ液など人体から採取できるものを調べてきました。
その中で、がん患者と健常者とで比較した場合に、データに一番有意差※があるのがだ液だったのです。
だ液は血液検査や尿検査とは違って侵襲性が低く、どこでも採取が可能という利便性の良さがあります。受診率の向上や、早期発見につなげる上で有利であると考えました。
だ液には、がんだけでなく、様々な疾患(生活習慣病、心疾患)のリスク測定に広がる可能性があると考えています。
※有意差:確率的に偶然とは考えにくく、意味があると考えられる数値上の差のこと。
特徴とメリット
“だ液を採るだけ”
カンタン、痛くない、複数のがんリスク対応
身体も気持ちも負担にならずに、
がんのリスクをチェックできます。
だ液だけで手軽に検査
身体への負担がありません
当検査はストローで少量のだ液を容器にとるだけ。採取にかかる時間もたったの数分間で終わります。だ液をとるだけなので、血液検査のような痛みや検査後に具合が悪くなったり、体力が奪われるようなこともありません。どなたでも身体への負担を心配することなく安心して受けることができます。
複数のがんリスクを同時に評価
サリバチェッカーは、1度のだ液採取で肺がん、膵がん、胃がん、大腸がん、乳がん、口腔がんの6つのがんのリスクを調べることができます。また、がん種ごとにそれぞれのリスクを評価します。
「今」のリスクが分かる
遺伝子検査のような生涯の遺伝的可能性の検査とは異なり、検査した時点での身体の代謝物と疾患データベースに基づいて導いた、リアルタイムのがんリスクを知ることができます。グラフやチャートでレポートしますので、定期的な健康診断のように経時的変化も管理できます。